長浜 安藤家魯山人再び

4/4(月)再度安藤家を訪ねました。「小蘭亭の間」の公開に合わせての再訪です。魯山人の図録などでは見ていましたが、実際に訪れるのは初めてです。期待が高まります。母屋から短い渡りを通って小じんまりとした別棟に入ります。入口は小さな板戸で区切られ、その板戸の内側には有名な、書を習ったことのある人は一度は手本にしたことのある、「蘭亭の序」が伸びのある楷書で刻してあります。無論彼の手です。「ほーっと…」小さくうなずいて指先でそっと触れてみます。彼が呼吸をした空間に自身も今、身を置いている。そう思えるだけでなんだか嬉しい。居室は4畳半程でしょうか、小さな空間です。ところが360度、魯山人ワールドに包まれます。襖、引き戸、天井、ガラス戸のガラスと桟の骨組み、出窓の手すりの骨組みの意匠、壁を区切る桟の細部にぐるりと雷紋(らいもん、ラーメンどんぶりの文様)が描かれています。床柱の節の一つ一つに金で彩色、墨で年輪が描かれています。よくぞここまで、思わず笑みがこぼれます、楽しいです。魯山人の意気軒昂に拍手です。

写真は襖、「長楽未央千秋万歳」和漢朗詠集「祝」でなじみがありますね。これは説明用のミニチュアの写真です。室内は撮影不可です。

春(4/4~5/15)秋(917~11/5)2回の公開です。魯山人ファンは必見です。

◎作品紹介の更新は5月上旬を予定しています。

 

 

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